前回は長々とマウスについてお話をしてしまいました。ぜひ一度、今使っているマウスを見直してみてくださいね。
そして今回は微妙に地味ですが、マウスパットについて考えてみたいと思います。
■地味な存在だが…
マウスとマウスパットの組み合わせは、歯ブラシと歯ミガキ粉と同じようにセットで考えられますが、マウスパットは意外とクローズアップされません。何故ですかね。
地味でクローズアップされないとは言え、家電屋さんのマウスパットコーナーを覗くと、実に様々なマウスパットが売られていることに気付きます。
写真がプリントされてたり、手首を置く場所が用意されていたり、やたらと高かったり安かったり、いろいろあります。また、表面の素材も様々です。
その中から、どんなマウスパットを選べば良いのか…。なかなか難しいですよね。風景がプリントされていたりすると、仕事中に癒されるかも、とか思ったりして。
色々と迷うかも知れませんが、オートキャド(AutoCAD)を本格的に使うのであれば、まずは光学式マウス対応のマウスパットが前提条件になります。
恐らくほとんどの方は光学式マウスを使用していると思いますから、それに対応したタイプが望ましいということですね。
ボール式を使用している方はもちろん普通のタイプで構いませんが、マウスパット以前にマウスの買い替えを検討することをオススメします。
そのままボール式のマウスを使い続けるのも良いのですが、その場合は少なくともマウスパットを使うようにした方が良いと思います。
ゴミが入るので掃除が必要です、という話はマウスの項目でもお話ししましたが、マウスパットがないと、さらにゴミがたまりやすくなります。
余程の掃除好きな方じゃない限り、ボール式マウス+マウスパットなしのパターンはオススメできません。
■なぜマウスパットなのか
光学式のマウスパットを使うと、カーソルの動きがスムーズになります。
オートキャド(AutoCAD)では微妙なカーソルの操作が必要になる為、スムーズにマウスを操作できるのはかなりのメリットです。いや、メリットというか必須条件ですね。
さらに言うと、マウスの裏につける緩衝剤とセットになっているタイプがありますが、これは本当にオススメです。マウスが軽く感じますよ。エアホッケーのような動き!というのは少し大げさな表現だと思いますが。
私が今仕事で使用しているマウスパットは、まさにそれです。個人的な感想を言わせてもらうと、もう手放せない、という感じです。実際、もう3年以上も愛用しています。
ただしちょっと高い…。それもそのはず、パッケージを見ると「コストは無視してます」みたいなことが書いてあります(汗)。コスト無視でいいのか?
光学式のマウスを選ぶと、色はほぼ自動的に1色のマウスパットになってしまうと思います。黒とか白とか。光を反射させる為には1色の方が都合が良いですから、これは仕方がありません。
そうすると風景が印刷されたものは使用できない、ということになります。見ていて癒されるという点も割と重要なので、少し残念な気がします。
仕事をする上で、気分転換は非常に大切ですからね。
でも、気分転換はマウスパット以外のものでも出来ますから、マウスパットにはやはり本来の役目を徹底してはたしてもらいましょう。
作業の効率が上がれば、その分早く仕事が片づきます。気分転換も大事ですが、仕事自体を早く終わらせてしまう方が疲れなくてすみますからね。