「作図操作編」の記事一覧(2 / 3ページ)

実際に通り芯を複写してみる

今回はおさらいを兼ねて、今まで説明してきた内容を練習用の図面に反映させる、という作業について少し詳しくお話しをしようかと思っています。

オートキャド(AutoCAD)のCOPYコマンドがもつ機能、そして使い方については前回一通りお話しをしてきました。

でも、それはどうしてもマニュアル的になってしまいます。

操作の説明という目的が最初にある以上、ある程度はマニュアル的な説明が必要な部分も当然ありますが、それ以上に実践的な話の方が重要だと私は考えています。

実際に作図する際には、どういう流れでコマンドを使っていくのか。一作図者として、作図手順という部分に注目してお話ししたいと思います。

図形のコピー(COPY)

通り芯を1本作図したのなら、いよいよここからがオートキャド(AutoCAD)の本領を発揮できる部分です。

今までお話ししてきた内容を、オートキャド(AutoCAD)でやるか手描きでやるか、ちょっと比べて考えてみましょう。

一点鎖線を引き、円をひとつ描き、その中にX1と文字を記入する。今まで説明した手順だけを考えると、絶対に手描きのほうが楽で早いはずです。

それでも面倒な設定をしてまでオートキャド(AutoCAD)で作図をする訳です。当然、その面倒さを補ってさらにお釣りがくるレベルのメリットがなければ困ります。

という訳で、今回は複写(コピー)機能についてお話ししたいと思います。コピー機能は、オートキャド(AutoCAD)の便利さを味わえる最初のコマンドでしょう。

手で図面を描いていた私が、最初にCADの便利さを思い知ったコマンドでもあります。今では慣れてしまい、ごく当たり前のように使っていますが…。

それでも、当時受けたインパクトは絶大なものがあったと記憶しています。

操作方法を説明するということ

ようやく少しずつ作図が進んできました。

これからどんどん作図関連のコマンドを勉強していく訳ですが、ここで少し休憩をしたいと思います。先は長いですから、急がずにいきましょう。

今回は、オートキャド(AutoCAD)の操作を説明する方法について、管理人としての考えを少しお話ししようと思います。

文字の記入について…

今回はオートキャド(AutoCAD)を使った通り芯番号の記入についてお話ししようと思います。

という訳で、まず最初に文字のサイズを考えてみましょう。

図面を作図する手順

前回までの操作で、通り芯の線が1本と、その端に通り芯番号を囲む為の円が作成されました。

そうなると、次の手順としては通り芯番号の文字を記入する、という事になります。

オブジェクト選択は先か後か

今回はオートキャド(AutoCAD)のコマンド操作をする際の手順というか、操作の順番についてお話ししようと思います。

個人的にはけっこう重要なのでは…と思うのですが、あなたはどう思うでしょうか。ちょっと考えてみて欲しい設定です。

ちなみに、この設定はどうしていますか?という質問を同業の知人にすると「え?ああ、別にどっちでもいいんですけど…っていうかそんな設定あるんですね」みたいな感じの返答がかなりの確率で返ってきます。

うーん…あまり気にならない設定なのか?と思ってしまうんですね。なので、あなたはどう思うでしょうか、と聞いてしまいました。

その設定を気にしてないという事は、どっちでもいいという事ですから、つまりは初期設定のままなのでしょう。初期設定で別に不便がないならそれで良いような気もしますけど…。

とまあ後ろ向きっぽい前置き(変な表現?)はさらっと流して、具体的な話をしましょう。

位置を調整する(MOVE)

前回でオブジェクトスナップについての話が終わりましたので、今回は早速実践をしてみましょう。

今のところは通り芯が1本と通り芯番号用の円が1個あるだけですから、まずはこの2個のオブジェクトを適切な位置関係なるように調整です。

コマンドはmoveを使いましょうか。

実際にOスナップを使う方法

オートキャド(AutoCAD)には、オブジェクトスナップで選択出来る点の種類がたくさんある、というお話しを前回はしました。

オブジェクトスナップの点は全部で11種類あって、それぞれ使用頻度が違います、という話でしたね。

では、実際にオブジェクトスナップを利用するにはどうすればいいのでしょうか。実際の操作方法に関しては、何通りかの方法が存在しますが、どのやり方が一番効率的なのでしょうか。

今回は、そういった疑問について考えていきたいと思います。

まずは、オブジェクトスナップには大きく分けて2種類の考え方がある、という点を覚えておきましょう。

ひとつは定常オブジェクトスナップ、という考え方です。定常オブジェクトスナップ。これも耳慣れないかも知れませんね。

そして、もうひとつは定常ではない場合です。ちょっと説明が大ざっぱすぎますかね。強いて言うなら個別オブジェクトスナップ、という感じでしょうか。

どちらが重要かを考えると、定常オブジェクトスナップの方が重要度が高いです。ですから、作業の効率をアップさせる為には定常の設定を良く考える必要がある、ということです。

定常ではない場合については、その都度選ぶだけですから、作業効率にはそれほど影響してくることは無いと思います。前回の項目で種類を一通り覚えていれば、特に困ることはありません。

重要度や使用方法がそれぞれ違うので、ここからは個別にそれぞれの特徴をお話ししていきたいと思います。

スナップ点の種類は色々

では、早速前回の予告通り、オートキャド(AutoCAD)にはオブジェクトスナップ点としてどんな種類があるかについてお話ししたいと思います。

オブジェクトに対してスナップする点は、全部で11種類あります。これだけあると、中にはたいして使用しないようなモノも出てきます。

とはいえ、全く使わない点というのはありませんから、結局は一通り覚えた方がいいということになります。

という訳で、まずは全部をザッと書き出してみますね。

オブジェクトスナップとは?

ちょっと余談もありましたが、ここで本線に戻りましょう。

あなたが今まで説明の通りに作図してきたとすると、画面上には通り芯が1本と、通り芯番号を記入する前の円が描かれていると思います。

それと、少し離れたところに、コマンドを試しにやってみた際の線やら円やらがあるか知れませんね。今回はあくまでも練習なので、こういった図形がそこら中にあることは全然悪くありません。

さて…。

画面上に2つ以上のオブジェクトを作図したのなら、そろそろオブジェクトスナップについてお話しした方がいいでしょう。という訳で、今回はこの耳慣れない機能の話をしたいと思います。

オブジェクトスナップは、オートキャド(AutoCAD)を使う上で非常に重要な機能です。ここでぜひ覚えてしまいましょう。

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